ピアニストが弾く「練習曲」シリーズ@そういえば練習って。。

第1弾・第2弾と二回にわたったピアニストが弾く「練習曲」シリーズ、好評のうちに終了しました。ご来場ありがとうございます。今回練習曲だけでは飽きてしまうかも・・ということで各演奏者には自分のお気に入り曲かつ皆さんの耳なじみのあるものを、と選曲いただきました。 ショパンの「革命」や「黒鍵」などピアノの名曲としてドラマなどでもよく使用されおなじみですが、実はこれらも練習曲なんです。黒鍵のエチュードと言えば「ああぁ~」と御納得でしょうか。 エチュード=練習曲 もちろん練習曲という以上、左手の動きのトレーニングだったり、ある時は連打の練習だったり、指を広げる練習だったり、なわけです。練習曲と言えば定番なのが「ハノン」「チェルニー」などですが、どれも作曲者名であり曲名ではございません。もちろん「バイエル」然りです。「そんなこと知っとるわい!」とおしかりを受けそうですが、ピアノを練習しない方にはなじみも薄いようで書かせて頂きました。   なにしろ私の某いとこは、二段譜が上の楽譜は右手、下の楽譜は左手が弾くということを24歳まで知らなかったようで「そうなんだ~^^」とうなづいていました。見慣れていないとそんなものですね。私も野球のスコアブック見ても「なんのこっちゃ・・」ですから^^; 小学校の頃からの学習で、ト音記号の譜読みをするのが慣れている方が多いのですが、これも例えば低音楽器の演奏者にとってはふだんの演奏のほとんどがヘ音記号なわけで、ピアノをはじめる際ト音記号読みにすごく時間がかかったりします。 行きつくところただの「目の慣れ」ということなんですね。   楽譜も上級の方になると、初めて見た曲でも譜面をみただけでおおよその曲調がわかるようです。楽譜面(がくふづら)なんて言葉もあるようでまさに楽譜は顔なんですね。全体を絵のごとくとらえているんじゃないかなと思います。慣れてくると演奏している4小節くらい先を見ているなんて言う方も多いです。なので譜めくりの際も、そこを見通してめくらないと「めくるの早すぎ~とか遅すぎ~」とかなるんです。わんこそばの要領に似てる?^^;   さて、今回のピアニストお二方とも幼少時代からの練習に関する思い出や、それぞれの作曲家の特徴や背景、まつわる話を取り入れながら演奏してくださいました。「練習が大好き~」という人はたぶんいないけれど、「夢中で気がついたら3時間たってた~」みたいな人が結局は上達するようです。第1弾の里奈子さんは普通に5~6時間は当たり前という感じでした。いやもっとなのかもしれません^^;   第2弾の絵美理さんのご家庭では、曲が仕上がると服も着替えて家族前発表会として動画を撮るのが通常だったそうで、それが子供心に楽しくて練習の励みになったかも・・とトークの中にありました。「なるほど~」と思いました。皆様宅でも是非どうぞ。いいかもです! レッスン後の発表会も大きな目標の一つですね。到達目標があるとそこを目指して練習しやすいです。目標は更新できるのでピアノの発表会の次は「かなで大倉山のオープンステージ」はいかがですか? 9月の29日(土)18時から新企画で第一回があります。ただいまエントリー募集中!   見知らぬ人の前で心地よい緊張感味わいませんか^^なんて何気なく宣伝しちゃいましたが、その日めがけて再練習もきっと楽しいと思いますよ。せっかく仕上げたんですから、レパートリーとしていつでも弾ける一曲にいかがでしょうか。 ついでで恐縮ですが、オープンステージはピアノに限りません。ギター・歌・踊り・落語・二人羽おり・もう何でもノンジャンルで開催します。 練習の気もち、成果がわかる人たちでお互いに拍手送りあいたいですね。 エントリーもお待ちしております。080-7983-9713 ^^

 
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